股関節の痛み

○股関節軟骨のすり減り、変形性、骨硬化、骨棘の形成の増殖性変化が原因です。一時性・二次性関節症分けられます。

●一時性関節症

◇加齢によるもので、原因がはっきりしていない。

●二次性関節症

◇原因がはっきりしている特に日本人が多い症状で長時間の運動や同じ姿勢(中腰)が主に原因です。

◇初期段階では、長時間の運動や同じ姿勢(中腰)の後に痛みが感じる運動時に起こる痛みが中心ですが症状が進むと痛みが継続的になり安静時、就寝時に痛みが感じる様になり大腿部・腰部・臀部・背部・また大腿部まで痛みが出てきます。

●鑑別

◇股関節の運動

・初期段階では関節の可動域制限はあまりないですが進行すると次第に屈曲・伸展・内転・外転の可動域が制限され、あぐらをかいたり、股を広げる事が困難になります。

・歩行時に痛みを避けようとして筋肉の低下跛行、跛行(はこう)わかりやすく言えば、びっこを引いた状態になります。びっこを引いた方の周りの筋肉は固く、びっこを引てない方は周りの筋肉が低下する状態になります。

・坐骨神経痛・腰椎椎間板ヘルニアでも股関節の痛みが出ますが股関節症はかなりの歩行困難になります。さほど疼痛性の跛行もない場合は腰椎椎間板ヘルニアの疑いがあります。腰椎椎間板ヘルニアの場合痛みの他にしびれが多いですが股関節症はほとんどありません。

●予防

◇お腹を温める。

◇股関節の運動

・仰向けになって膝を胸の方へ曲げる(片方ずつ)。

・しこを踏む状態で腰を左右回旋する。

※股関節症の予防運動に効果的ですので、無理にせずに行って下さい。

何かありましたらお気軽にご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年03月19日